おしゃべり 渡り鳥 じいじ&ばあばホームへ

じいじ1  しかし、すごいよなあ〜
ばあば1  えっ?何がすごいんですか?
じいじ1  いやあ、冬になるとよく渡り鳥のことが話題になるだろう。今もテレビでやっててねえ。
ばあば1  そうですねえ、毎年必ず同じ場所へやってきますよねえ。
じいじ1  そうそう、それがすごいなあって思ってたんだ。
ばあば1  でも、どうして場所がわかるのかしらねえ。
じいじ1  う〜ん。みんなまとまって飛んでるし、それぞれの鳥があっちやこっちへ行くことってないのかなあ?
ばあば1  本当よねえ、人間だって団体行動するの大変だものねえ。誰かリーダーのような人がいればいいけどねえ。
じいじ1  そうだよなあ、鳥の中にリーダーがいて、「もうそろそろ出かけようかあ?」「こっちだよ〜!」なんて声をかけてるんだろうかね?
ばあば1  そうかもしれませんねえ。渡り鳥って頭がいいのね。同じ場所へ、ちゃんと道順を覚えて、飛び立つ季節も、きちんと覚えてるんだもの。
じいじ1  人間だって、ちょっといつもと違う道通っただけで迷ってしまうのになあ。空に案内標識はないのになあ。
ばあば1  ええ、この間も駅の出口を間違えただけで、もうどこにいるんだか迷ってしまったわ〜
じいじ1  いや〜、それにしても、渡り鳥が整列して飛んでいる姿は美しいなあ。きっと、鳥同志が信頼しあっているんだろうなあ。
ばあば1  そうねえ、人間がなかなかうまく足並みが揃わないのは、それぞれが好き勝手なことをしようとするからだと思うし、私達は見習わなくてはならないわね。

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