早朝練習開始 じいじ&ばあばホームへ

上京していた娘が5年ぶりに田舎に帰ってきた。

東京で免許を取ったが、1度も運転していないという。
地方では車はあった方が便利だし、いざというとき運転できた方がいいだろう。
まあ、道の狭い東京で免許を取ったということだから、少し練習すれば普通に運転できるようになるだろう。

それから毎日早朝5:00からの練習が始まった。

娘は早起きには慣れているようで、早朝5:00という時間帯に行うことに特に問題はなかった。
また、私も仕事前に出来るので、その点は助かった。

早速、娘は車検証と免許証を持って車へ向った。
小さい頃から、私が必ず車検証と免許証を持って車に乗ることを覚えていたようで、免許証不所持ということで注意する必要はなさそうだ。

免許を取得してからもう2年くらいたっていたようだが、実際に路上を走るのは初心者なので、事前に準備していた初心者マークを車の前後に貼って乗ることにした。

私の乗っていた車は仕事で使用していたため、普通の乗用車ではなく、6人乗りの貨物ワゴンだった。

初心者には、車の幅目線の高さが気になるかもしれない。
でも、私からすると、普通の乗用車よりは目線が高い方が見渡しがきくし、軽自動車だと大きなトラック等に挟まれて威圧感があるだろうし、かえってこういった車で慣れた方がいいかもしれないと思った。

実際に、息子と免許取得後に練習した時もこれと同じ形の車だった。その息子は学校を卒業後、家を出る時に自分で乗用車を運転してはるか150km先の町へと転居していった。

今考えると、その町までの道のりは山や峠、知らない町への道だったのに、よくぞ1人でいったもんだと感心する。
後日、息子とそういった話しをすると、私とこの車で練習したことが本当に役立ったと話してくれた。息子とあらためて話しをすることなどなかったが、あんなに厳しい練習だったのに、よく恨まれなかったもんだと、うれしくて涙が出そうになった。

まあ、やっぱり男の子だったから元々の勘のようなものがあったのかもしれない。

そういった思い出にひたっていると、今度は、ペーパードライバーの娘と練習する日がやってきたのだと実感した。

さあ、これから練習が始まるのだが、娘はどれくらい運転できるのか?楽しみやら心配やら・・・

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