バックミラー じいじ&ばあばホームへ

ようやく何とか出発することができた。

早朝に練習していると言っても、人通りの多いところは避けてた場所へ移動した。

早朝というのは、以外に人が活動しているものだ。
新聞配達の人、ジョギングしている人・・・

そして、何故かよく見かけるのが、早朝で車がほとんど通らないことをいいことに道のど真ん中を走っている自転車だ。
これが危ない。だいたいフラフラして走っている。
いつどっちに進むか予測しづらい・・・

ましてや、運転しているのはペーパードライバーの娘だ・・・。

ひやひやしながらもようやく練習できそうな場所にたどりついた。

人は確かにいないが、はっきりいって両脇が畑のため、気を抜くと、畑に突っ込んでしまう可能性がある。

まずは、その場所を行ったり来たりしてみた。
あまり広い道ではなかったため、行ったり来たりするためには、Uターンすることが必須だった。

そのUターンがやはり難関だった。

ただスピードを出すだけならアクセルを踏めば誰でも出来るのだ。

それよりも身体で覚えなくてはいけないことがたくさんある。
バックミラーの見方が重要だ。
バックするにしても、Uターンするにしても、通常に運転するにしても、バックミラーを見れないことには、危険すぎる。

そのことは何度も何度も言い聞かせた。

そして、いくらバックミラーを見れるようになっても車には死角があることも口がすっぱくなるほど教えた。
最近の車のバックミラーは扉の横に取り付けられているものがほとんどのようだが、私としては昔の車のように正面を見た状態で見れるように取り付けられたものが本当は良いのではと思う。というのも、扉の横についていると極端な話首を動かさないとはっきりと見ることができないからだ。
恐らく自分でバックミラーの重要性を身体で覚えない限り、口で言ってもなかなかわからないだろう。

それからUターンするときはハンドルの回し方が最初はわかりづらいようで、反対方向へ切ってしまうことが多い。
それも頭で考えていてもしょうがないので、何度も何度も練習して覚えなくてはならない。

あやうく、畑の側溝に落ちそうになったり、車の行き来が無いと思っていたのに、急に車が来てしまったときは本当に慌てた。

でも、こういった場面にも慣れることが必要だ。

私は車の運転が危険であるということを十分実感しているため、優しい先生ではなく、危ないことをした時は強く指導した。

娘には、何度泣かれたことか・・・

このページの先頭へ    ペーパードライバーメニューへ    ホームへ