パソコンが壊れた! |
あんまり体験したくなかったこの夏のパソコンに訪れた事件です。 (ほとんど娘夫婦から聞いた事実をそのまま記載しております。あまり難しいことはわかりません(^_^;)) つい先日急にパソコンが動かなくなりました。 画面が固まってしまった場合の対処として、ctr+alt+delを押したが一向に動作しません。 そこでやむを得ず電源を落としました。 再起動したのですが、今度はエラーメッセージが出ます。 「PS/2マウスが接続されてません。」 マウスがちゃんと接続されているかどうか確認しましたが、異常はないようです。 このエラーメッセージ画面を閉じるために「OK」ボタンを押そうとするのですが、キーボードも反応しません。 キーボードが操作できないので、これ以上先に進むことができずにまた電源を落とします。 何度かこの繰り返しをしましたが、一向に直りません。 そこで、近くに住む娘にヘルプを出しました。 娘はすぐにかけつけてくれたのですが、同じように一通りチェックしてくれ、もしかしたらマウスが壊れているのではないかと予備のマウスを持ってきてくれ、付替えて見ました。 マウスを取替えて見ましたが、エラーメッセージが出ます。 ということは、マウスの問題ではないだろうという一つの結論が出ました。 次に疑問に思ったのがキーボードです。 マウスのエラーが出ているが、キーボードまで動かないのはおかしいと。 エラーメッセージを閉じてWindows画面を表示し、コントロールパネルで設定を確認したかったようですが、それもできません。 そこでどうにもならず、今度は娘のだんなさんが出動です。 やはり同じように一通りチェックしますが、あいかわらず同じようにエラーが出ます。 次に行ったのが、ほこりの除去です。 ほこりというのは意外にやっかいで、基板などに入りこんでしまうとパソコンが正常に動作しなかったり、ショートしてしまい壊れてしまうことがあるとのことです。 初めて、パソコンを分解しました。 そして大掃除です。 パッと見た感じではそれほどほこりはたまっていなかったのですが、エアダスターとかいう空気の力で誇りを除去するグッズがあり、それを使いキーボードや基板を掃除すると小さなほこりが舞い上がる舞い上がる! 一通りきれいにしてもう一度パソコンを組みたて再起動しました。 しかし、同じエラーメッセージとキーボードが操作できない事態は変わりません。 これは、すぐには直らないと娘夫婦が判断し、このパソコンは娘夫婦のところでもっと詳しく調べることになりました。 パソコンが無くなった机の上はなんだかとても寂しさが漂っていました。 私達は子供でも入院したかのように落ち着かない状態となりました。 ここからは、娘夫婦の家でのやりとり・・・ すっかり分解されたパソコン。 丁寧に基板を再度掃除。 もう一度別のマウスと別のキーボードに付替えて見る。 しかし、同じ状態。 問題のマウスとキーボードを別のマシンにつけて動作確認。 問題無くマウスもキーボードも動作する。 これはもはやマウスやキーボード自体の問題ではないということが明らかに。 娘は必死にインターネットで同じような事象例がないか調べる。 同じようなエラーメッセージが出た人はたくさんいるようだが、だいたいすぐに直っている。 ・一度電源を切って再起動して直った人。 ・マウスを一度抜いて再度いれなおしたら直った人。 ・マウスが壊れていて、新しいマウスをつけたら直った人。 ・マウスとキーボードのポートを間違って反対にいれている。 そしてやっかいなのがやはりキーボード。 マウスが使えないだけならば、何とかキーボードで操作はできる。 キーボードが使えないとなると操作ができなくなってしまう。 何度か調査しているうちに、今度はbiosというWindowsに入る前の基本OSというものでエラーが発生した。 キーボードエラーだ。 キーボードがつながっていないといっているようだ。 確かにキーボードはつなげているのに認識されていない。 これは何かの拍子にbiosの設定が変わってしまったか、IRQというものの競合か、もしくはキーボードやマウスのポートがショートしたか故障してしまった可能性が高い。 biosやIRQの設定を確認したいが、キーボードが使えない・・・ もうこのパソコンは使えなくなってしまうのだろうか・・・ さらにパソコンを分解して細かい部分もチェックしてみたが特に異常はなさそうだ。 あきらめてパソコンを組みたてる。 試しに、マウスとキーボードのポートを逆に差込んで起動してみる。 するとキーボードが使える。 これはと思いさらに進めるが、やはりマウスのエラーメッセージは変わらない。 どうやら問題はマウスのポートではなく、キーボードのポートらしい。 マウスとキーボードのポートは同じような作りになっているので問題無く差込め反応してくれた。 キーボードが動いたのでまずはエラーメッセージを閉じ、コントロールパネルで設定を確認する。 マウスをつなげているのに、やはりシステムではマウスは認識されていないようだ。 IRQの設定を見ると、メーカーで指定したマウスの番号のところに別のものが3つくらい入っている。 もしかしたらこれが原因? マウスの番号のところに入っていたのはモデムだった。 モデムを外して起動してみることにした。 しかし、変わらなかった。 ということはIRQの競合が問題ではないようだ。 次にbiosの設定を見ることにした。 biosの設定を見るには、windowsの起動が始まる前にあるキー(メーカーによってそれぞれ)を押さなくてはならない。 キーを押し、設定を見るが、特に問題はなさそうだ。 しかし、念のため最適の状態へ自動設定しなおすことにした。 現在の状態を書きとめたうえ、再設定後の設定と比較。 特に大きく変更になっていない。 それでも希望をもちつつ設定後に再起動。 しかし、状況は変わらず・・・ もうお手上げ状態だ。 そこで、本来の使用方法ではないがキーボードはマウスポートで認識してくれるのでそのまま使用してみよう。 問題はマウス。 使用していたのはps/2マウスというものだったが、シリアルマウスというものがあり、シリアルポートに接続することで使用できるそうだ。手持ちでシリアルケーブルがなかったので後日買って試して見ることにした。と、その時USBマウスが余分にあることを思い出した。 インターネットでいろいろ調べていたら、USBマウスとWindws98の相性があまり良くないようなことが書いてあったのであまり期待はしてなかった。 USBマウスをUSBポートに挿しこみ起動。 するとエラーが出なくなった! そのかわりドライバのインストールを求められた。 幸いパソコン内に同じドライバを持っていたようで問題無くインストール。 そしてマウスを動かして見る。 動いた!! パソコンが復活した! 娘夫婦はキーボードが本来の使い方ではないが、とりあえずこれでよしとした。 そして最終チェックで外したモデムを付けたり、プリンターが今までUSBポートを使用していたので、デジカメの取りこみでよくUSBを使うことを考慮し、プリンターをパラレルポートに変更した。 幸いパラレルケーブルが以前使用していたプリンタで余分にあったのでそれを使用。 そしてじいじ&ばあばの家へ出動! パソコンを抱えた娘夫婦が訪れました。 もしかしたら、もしかしたら!直った?! そんな期待を胸にすると、自然と顔がほころびました。 直ったの?と聞くが、さてどうかなあ?と思わせぶりです。 寂しかったガランとした机の上に再びパソコンが帰ってきたのです! そして電話回線やプリンターの接続などを行い、起動します。 あっ、動きました!! マウスも! 助かった、よかった!もうそんな気持ちでいっぱいでした。 パソコンがたった数日無くなっただけでもう気が気ではなかったから。 はっきりした原因はわからないが、ほこりはまめにとり、湿気に気をつけるようにすることにしました。 そして数日後の新聞に雷で電話機やモデムが故障したという問い合わせが殺到しているという記事を見付けました。 そういえば、この記事と同じ日の同じ夕方頃雷がなっていました。 そのときパソコンを使っていました。 そしてパソコンが使えなくなったのです。 そういう可能性はあるということは話していましたが、まさかと思っていました。 でも、もしかしたら、本当に雷が原因だったかもしれません。 ちなみに娘夫婦のところは仕事上パソコンを使うため、コンセントのところに雷をガードする機器を設置していたそうです。 やはりそういった事前の対策というのが大切なのだとつくづく実感しました。 後日、娘夫婦から、エアダスターと雷ガードが送られてきました。 今回のことで、わたしたちにとってパソコンは単なる機械ではなく、生活の一部となって、失いがたいものとなっていたことに気付きました。 これからもパソコンと仲良く暮らして行けたらと思います。 |
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