フレッツISDN導入 じいじ&ばあばホームへ

先月、ちょっといろいろなページを見に行っただけで電話代が急に高くなってしまった。
そこで、ちょっと見たらすぐに接続を切るようにしたが、他のホームページをゆっくり見ることができずにちょっと残念な思いだった。

そこで、子供達に相談し、やっとフレッツISDNの導入に踏み切った。

申し込みは、NTTに電話するだけで良かった。
子供に聞いた話だと、フレッツADSLが出る前は、工事までに何ヶ月もかかったとのことだ。
今回は電話をしてから、2週間で工事してくれることになった。
電話をした際、やはりフレッツADSLをすすめられた。
しかし、まだフレッツADSLは始まったばかりのサービスで安定しているかどうか不安もあったし、どのくらい自分達が使うのか予想もしていなかったので、フレッツISDNを導入することにした。

工事までに準備しておくことがあった。
まず、TAやルーターというものだ。
パソコン1台に対してならばTAで十分ということだったが、実はもう一台家へやってくる予定なので、ルーターを使うことにした。
ルーターを使えばネットワークでも利用できるというもので、複数のパソコンで同時にインターネットを楽しめるというものだ。
次に、当然ルーターが一台増えるのだから、電源を確保しておかなくてはならない。
意外と忘れそうだが、無いと困るものだ。
そこで複数のコンセントをさすことができるOAタップを用意した。

それから、プロバイダがフレッツISDNに対応していないといけない。
対応している場合は、今までの契約方法から変更することになる。
対応していない場合は、新たに対応しているプロバイダと契約しなくてはならない。
幸い、私達は対応しているプロバイダを利用していたので簡単な手続きで済んだ。

NTTからは導入マニュアルが後日届いた。
OS別に方法が記載されていた。

工事日当日、工事担当者より工事開始の連絡が入った。
そこからが結構大変だった。

子供達に作業はまかせていたが、さっぱりつながらない・・・
どうしたんだろう?
NTTの工事は15分ほどで終っているはずなのに、ルーターは回線異常を示している。
1時間たっても状況が変わらないので、別の電話でNTTへ工事が完了したかどうか確認した。
すると、既に工事は完了しているとのこと、もう一度設定を見なおすことにした。

設定をするにも、インターネットがつながっていないとできない部分もあり、どうにもならなくなった。
このまま電話もインターネットも使えないのだろうかと思っていると、子供達が「もしかしたら・・・」と電話線を確認する。
電話回線は大元からパソコンにつなげてたものと、パソコンから電話につなげていたもの2本あった。
すると、「あ〜、これだ、やっぱり!」の声が。
どうしたのかと思ったら、電話線にも種類があり、ISDNは今までの電話回線とは違うデジタル回線を使うので2芯では使えないということだった。
2本のうち1本が2芯だったので、子供達の在庫(仕事がらいろいろ持っているのだ)から4芯の線を見つけてきてくれた。
それに変えると・・・
ルーターの回線異常ランプが消えた!
念のため携帯電話から電話をかけてみると、つながった!
よかった、よかった!

これでやっと設定ができるようになった。
ルーターに添付されていたCDROMに従い、設定していくが、インターネットにはつながらない・・・
設定を確認しても特に問題がない。
また途方にくれた。
マニュアルをもう一度読みなおすと、FAQが記載されていて、設定が残ってしまいうまく動作しないことがあるので、一度電話機から初期化してくださいとのことだ。
早速電話機から初期化を行った。

すると無事設定がクリアされたようだ。
今度は慎重に、まずWindowsのコントロールパネルにあるネットワークの設定を行った。
通常はそこから設定しなくてもCDROMで問題ないようだが、このパソコンが何番かというのを特定する作業のようだ。
ネットワークにするには、何番のパソコンという区別が無いとルーターもどれがどれだかわからなくなってしまうからだそうだ。

次にCDROMから、電話番号や、プロバイダーの設定をした。
これでつながるはずだ。
ところがつながらない・・・

子供達が真っ黒い画面(MSDOSというらしい)を出して、何やら確認している。
すると、まずこのパソコンからルーターはつながってるかどうか確認してるとのこと。
これは問題無くつながっているようだ。
それから、インターネットの世界にいけるかどうか確認していた。
これが反応がないようだ。
ということは、プロバイダの設定が悪いと予想がついた。

もう一度プロバイダの設定を確認していくと、子供が「アッ、ごめん、ごめん」と苦笑いしていた。
プロバイダのIDの入れ方が今までとは異なっていたからだ。
正しい入れ方をしたところ、やっと無事にインターネットにつながった!

子供達は、何度もこのような設定をしていたため特に問題ないだろうと思っていたが、それが今回のなかなかつながらなかった原因だと反省していた。
初めて行う設定であれば、一つ一つ確認して問題なくできるだろう。
ところが、今回は慣れから思いこみによる設定ミスが原因だったのだ。
だからフレッツISDNを導入するのは、これほど難しいことは無いと思う。
しかし、もし同じような問題にぶつかって困っておられる方がいらっしゃいましたら、この失敗も十分参考になるかと思う。

とにもかくにも、やはり子供達がいなかったらできなかっただろう。
マニュアルに書いてあることなら、まだいいが、線のことは、なかなか思いつかないことだろう。

使い勝手はというと、今までとは違って、接続画面など表示されず、いつつながったのかもわからぬ快適な印象をうけた。

それに、これからは、料金を特に気にすることなく、そして電話がかかってくるかもしれないということも気にせずに利用できる。

より一層インターネットを楽しめたらと思う。

このページの先頭へ    パソコンを知ろう!メニューへ    ホームへ