幼い頃の記憶 じいじ&ばあばホームへ

子供の頃、防空壕があって、その中に入って空襲から身を守る練習をしていたんだろうね。

駄々をこねる子供は、いなかったね。戦争の話を聞かされていたからだろうね。

夜になると、窓に厚い黒い幕だろうか、張っていたね。外に明かりをもらさない為なんだろうね。上から飛行機で見られるのを、おそれたんだろうね。

近所では、お父さんのいない家が何軒もあったんだね。その家のお母さんは、土まみれになって働いてたね。お父さんの代わりなんだね。お父さんの居ない家は、兵隊さんに行ってたんだね。この時代は、力仕事が、ほとんどだったんだね。

時たま、兵隊さんを駅まで送る姿を見かけたね。飛行機から見つからないように、汽車の屋根に木の枝をつけて走っていたね。この時代は石炭産業が一番だったね。

鉄でできている鍋、釜などは、町内で集めてたね。皆さんが協力してた。これも武器の一部にしたのかね。荷の運搬は馬が主だったね。

木の枝に糸をつけ、つり針をつけて、裏の川で魚を釣って遊んだ。どじょうとか、うぐいが釣れて楽しかった。

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