機械化・自動化は便利かどうか? じいじ&ばあばホームへ

技術の進歩とともにいろいろなものが機械化されていますが、果して便利かどうかは疑問です。
駅の券売機や自動改札。ついこの間までは、駅員が窓口でキップを販売し、改札でキップをきっていたと思います。

券売機のキップの購入方法などはどこかに説明がかいてあるのでしょうか?
かいてあったとしても、どこに書いてあるのかすぐにはわかりません。
券売機の種類も駅や鉄道会社によって異なってきます。
いつも使用している人ならわかるでしょうが、初めて利用する人やたまにしか利用しない人だっています。
券売機にすることが悪いとは思いませんが、せめてわからない人のために説明してくれる駅員さんや窓口がすぐそばにあっても良いのではと思います。

銀行なども同様です。ATMの機械は銀行によって異なっていますし、操作がうまくいかずに立ち往生している方もたくさんみかけます。

わからずに駅員や銀行員に尋ねると、わりと不親切な対応をとられることも多いような気がします。
機械の指示どおりに操作をすれば、それほど難しいことではないというようなことを主張する駅員もおりました。

今の世の中機械化・自動化が進んでおりますが、所詮機械も人間が作ったものであって、間違いや不具合がないわけがありません。実際に、銀行や鉄道会社で料金の間違いがあったことが発覚したのは最近の話題にもなったと思います。

そして、機械化、自動化は利用者にとって便利ということよりも、作業する人の手間を省くという意味合いの方が強く、それが決してお客様へのサービス向上につながるとは限らないのではないかと思います。

少なくとも、自動化されたものを利用するにあたり、不便を感じている人間もいるということを理解していただける優しさをもった開発を進めていってほしいと願います。

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