外に出て、心を開く −服装が変わっても− じいじ&ばあばホームへ

定年後は今まで着ていたスーツや制服、仕事着も脱ぎ、普段着でいることが多くなると思う。
普段着でリラックスできるはずが、そのラフな身なりで人柄や地位までも判断されることがあるのも事実です。

年老いた顔や、ラフな服装、ラフな足元などを見てうすら笑っている人もいる。
年を取っているというだけで、汚いとか、はじめからばかにしてかかることもある。
こんな世の中では生活していくのは大変だと思う。

若い人ですら頭がついていくのが大変なほど進歩がめざましい世の中だ。
定年後、家の中でただじっとしているだけでは、ただただ年を重ねるだけになると思う。

確かに年をとると身体的にも外に出るのは一苦労だ。
しかし、たくさんのことを見ることはできないが、外に出ることで、少しでも世界が広がるのではと思う。

それに、今はパソコンやインターネットという方法で外に出ることもできる。
それ自体覚えたり、操作することは、頭がついていかないし、目の見えも悪くなっているし、手の動きも思うようにならないが、気分転換にもなるし、脳の働きもよくなって頭の回転もよみがえってくると思う。

はじめから頭の良い人、才能のある人には、このようなことは無意味と思うかもしれないが、世の中そんなすばらしい人ばかりいるわけではないと思う。
30年40年と生きてきたものをもう一度眠りから覚ましてあげ、自分を見つめなおしてみるのもいいのではと思う。

資産やお金ばかりが豊かな暮らしではないということに気づくことがあると思う。
新発見することもあるだろう。
自分で幸せをみつけられるかもしれない。
真の豊さとは何だろうとあらためて思う。

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