じいじ&ばあばホームへ

ばあば1  夏って虫をたくさん見かける気がするわね。
じいじ1  そうだね、カブトムシやクワガタ、せみ、そして害虫までたくさんいるね。
ばあば1  害虫って、ゴキブリとか蚊とか。
じいじ1  そうだね、あまり好きだって言う人はいないよね。
ばあば1  夏って何だか小さい虫が、どんなに戸締りしているつもりでも、どこからか侵入してくるのよね。もう、嫌になっちゃうわ。
じいじ1  虫は明るいところが好きだから、夜明かりのついている家の中に入って来ることが多いね。
ばあば1  そうそう、それも食事中にたいてい現われるのよね。
じいじ1  害虫かどうかはわからないけど、蛾って夏に現われるよな。
ばあば1  ええ、ええ、そういえば娘が蛾を恐がっていたわねえ。
じいじ1  ははは、そうだ、そうだ。蛾が入ってきた途端に、キャーと叫びながら別の部屋へ移動して、戸を締めきってしまうんだよね。
ばあば1  子供時代といっても、蛾よりもはるかに大きい人間が怖がっているなんて変な話しよね。
じいじ1  娘は、蛾がふりまく粉と人に向って飛んでくるのが嫌いだって言ってたよ。それはわかる気がするよ。
ばあば1  あ〜、あの粉はちょっと困るわね。食事中にでも飛んできたら大変!すぐにそばにある新聞とかをかけておかなくちゃね。
じいじ1  今でも、娘は蛾はもちろんのことゴキブリとかが出ると、キャーと叫びながら部屋に閉じこもるらしいぞ。
ばあば1  まったく、しょうがないわね。虫の方が恐がってるかもしれないのにね。

このページの先頭へ    じいじとばあばの夏物語へ ホームへ