アイス じいじ&ばあばホームへ

ばあば1  しかし、暑いですねえ。
じいじ1  ああ、アイスでも食べたいなあ。
ばあば1  だめですよ!じいじは糖尿病なんですから!
じいじ1  わかってるよ・・・アイスは子供の頃からあこがれだったなあ。
ばあば1  そうねえ、冷たくて、甘くておいしいわよねえ。
じいじ1  小さい頃はぜいたく品だったなあ。棒つきのもので、1本5円、カップのもので20円くらいだったかなあ。
ばあば1  よく覚えてますねえ。
じいじ1  昔は冷凍庫とか無いときどうやってアイスを冷やしていたか知ってる?
ばあば1  いいえ、知らないわ。
じいじ1  これは、北国の田舎での話しなんだけど、アイスが溶けないように、雪で冷やしていたんだよ!
ばあば1  雪って、夏は無いんじゃないの?
じいじ1  そう思うだろう。木工場で木クズが山盛りに積まれていて、冬に降り積もった雪をこの木クズの中にいれておくんだ。その高さは2m以上にもなるかなあ。
ばあば1  でも溶けちゃうんじゃないの?
じいじ1  それが、8月頃までは溶けないであるんだよ。
ばあば1  へえ〜。
じいじ1  お店屋さんは、ブリキで出来たアイスのストッカーの両サイドにこの雪を入れていたんだ。
ばあば1  じいじは何でもよく見て、覚えてるわねえ。
じいじ1  そんな風に言われると照れるなあ。アイスでも食べるかな。
ばあば1  こら!どさくさにまぎれてアイスを食べようとしたでしょう!
じいじ1  ばれたか!ははは。

このページの先頭へ    じいじとばあばの夏物語へ ホームへ