恐い体験/火の玉 じいじ&ばあばホームへ

じいじ1  夏を涼しく過ごすといえば、恐い話しでしょう・・・
ばあば1  ちょっと、あんまり恐い話しは無しよ!
じいじ1  本当に体験した話しだからなあ・・・
ばあば1  余計恐いじゃないのお!娘が聞いたら大変よ!
じいじ1  そうだなあ、娘はそういう話しは本当にダメだからなあ。
ばあば1  そんな娘をおもしろがって、わざとお化け屋敷に連れていったこともあったじゃない。
じいじ1  ははは、そうだ。でも娘は絶対目を開けなかったんだよな。
ばあば1  目を開けてなくてもギャーギャー騒いでいたけどね。
じいじ1  まあ、作り物だってわかればそんなに恐くはないんだが・・・。
ばあば1  だから、本当にあった話しなんでしょう?
じいじ1  信じられないけどね。

45年前の実際にあったお話しです。

私の住んでいたところの裏側から150m位のところにある家のおじいさんが亡くなりました。

そのおじいさんの家から川をはさんだところに焼き場がありました。

夜8時頃ともなれば、何も無い田舎では、真っ暗闇です。
そんな時間に、自分の家の裏窓から外を見ていたら、焼き場から大きい火の玉が飛び、川を越えてその家のおじいさんの家へ飛んでいきました。

信じられないかもしれませんが、自分の目で見たあの光景は今でもはっきりと覚えています。

もしかしたら、亡くなったおじいさんの魂が火の玉となって、自分の家にお別れを言いにいったのでしょうか。

世の中、不思議なことあるとつくづく思いました。

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