教育入院で学んだこと「糖尿病とは」 じいじ&ばあばホームへ

糖尿病とは

糖尿病とは、膵臓から出るインスリンというホルモンの働きが不足して、体に不都合が生じた病気です。インスリンの主な働きは、血糖を下げる働きですが、色々な臓器に作用して、間接、直接に血糖を下げます。

インスリンの仕事

 ・ 炭水化物などは消化されて、ブドウ糖に作り替えられますが、消化吸収された一部のブドウ糖は、インスリンによって肝臓でグリコーゲンという糖に作り替えられ貯えられます。

 ・ 肝臓で、余分なブドウ糖が作られるのをインスリンは防ぎます。

 ・ 肝臓から余分なブドウ糖が血液中に流出するのを防ぎます。

 ・ 蛋白質の合成を促進します。(筋肉や肝臓)

 ・ ブドウ糖の筋肉の取り込みを促進します。

 ・ 脂肪の合成と脂肪組織でのブドウ糖の取り込みを促進します。

インスリン作用が不足すると

 ・ 肝臓からブドウ糖が血液中に放出されます。

 ・ ブドウ糖の筋肉での取り込みが、少なくなります。

 ・ ブドウ糖の脂肪組織での取り込みが、少なくなります。

つまり、高血糖になると、筋肉の量も減ってしまうということです。

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