病院の治療法 教育入院詳細 じいじ&ばあばホームへ
何故、糖尿病になったら教育入院が勧められるのか?と思っておられる方もいらっしゃると思います。当の私も特に入院する必要などはないと思っておりました。
しかしながら、教育入院にはちゃんとした目的がありました。

 ・決められた食事を取る習慣をつける
 ・運動の方法を習得し、実際に行えるようにする
 ・薬の性質や管理を知ることで、自己の管理を行えるようにする
 ・低血糖になった際に自分で対応ができるようにする
 ・自分自身の症状を理解し、どういった治療をしていかなくてはならないかを理解する
 ・合併症の予防やコントロールの方法を理解し、実際に行えるようにする

普段わかっていることであっても、入院することで意識を高めるという目的でしょうか。

実際の入院時の1日の流れは特別な検査等が入らなければ次のような感じです。

 ・体重測定(朝)
 ・血糖測定(朝、昼、夕の3回)
 ・血圧測定(午前中)
 ・食事(朝、昼、夕の決まった時間)
 ・運動(朝、昼、夕)
 ・薬(朝、夕)
 ・ビデオ学習(夕方)
 ・医師による講習(午後)
 ・学習や講習後に理解度チェック
 ・入浴
 ・就寝

ほぼ毎日次のような検査も組み込まれていました。

 ・レントゲン
 ・心電図
 ・採血
 ・MR
 ・筋電図
 ・眼科検診
 ・CT
 ・エコー
 ・1日血糖検査

糖尿病で何故これほどの検査をするのかと思うかもしれませんが、糖尿病は血糖値だけの問題ではないからです。合併症になれば眼や心臓、神経、他の臓器にも影響を及ぼします。

このページの先頭へ    病院の治療法メニューへ    ホームへ