コンビニでの心遣い じいじ&ばあばホームへ

今の世の中、コンビニはもう欠かせないものになりましたね。

コンビニの店員さんと言えば、若いアルバイトの方をよく見かけます。

ただレジを打てばよい、品物を出せばよい、とお客様に対する感謝の気持ちの無い店員さんが多い中、こんな店員さんに出会いました。

引越してきたばかりの新しい街でのことです。

毎週購入していた雑誌を探していたのですが、本屋がまだどこにあるのかわかりません。
やっと見付けた本屋では、もうその雑誌は売りきれていました。
そして、もしかしたらと思い、コンビニに入ってみました。

すると、探していた雑誌を見付けることができました。
ありがたいことにそのコンビニは家から割と近くにあったために、来週からはここで購入しようと心の中で思いました。

そして次の週、その次の週と毎週その雑誌をそのコンビニで購入しました。

ある日、いつものようにそのコンビニに行って雑誌を探していると、ありません・・・
若い店員さんに聞いてみると、売りきれてしまったとのことでした。

がっかりして、店を出ました。

翌週、今度は売りきれないように早めにその雑誌を買いにコンビニへ向いました。

すると、またありません・・・。
がっかりして、一応前と同じ若い店員さんに聞いてみると・・・
「これですね。」とその雑誌をどこからか取出しました。

毎週毎週その雑誌を買っていく私が、先週、売りきれでがっかりして帰ったのを覚えていてくれたようです。

来るかどうかわからない私の為にとり置きしていてくれたなんて、本当にうれしく思いました。

今でも毎週そのコンビニで雑誌を購入しています。
その店員さんがいる限り、私は安心して買いにいくことができるからです。

コンビニなんて、昔のお店やさんと違って、人情も会話も無くなってしまったと思っていました。
安さや品揃えも大切ですが、ちょっとした心遣いが人の心を打つものです。

「お心遣いをありがとうございました。」

このページの先頭へ    小さなありがとうメニューへ    ホームへ