田舎暮らしの良いところ じいじ&ばあばホームへ

田舎暮らしのイメージがあまり良くないと思われたかもしれませんが、こういった現実もしっかり受け止めた上で決意しなくては後悔することになる恐れがあるということです。

実際、入居を決めたのは、田舎の良いところがたくさんあったからです。

景色がほのぼのとして気持ちがやすらぎました。
駅を降りるとすぐに田園風景がひろがり、野生の鳥が空高く飛んでいます。

そして、空気がシーンとしていて澄んでいるような感じです。

ちょうど、あたりは桜のシーズンで駅から見える小さな山はピンク一色でした。

時々歩いている人を見かければ、腰の曲がったおじいさんやおばあさん、タオルを頭にかぶったり、首にまいたりして、作業する人々、ヘルメットをかぶって自転車に乗っている中学生・・・

時間がゆったり流れているようなところでした。

駅前に1件しかないパチンコ店には、誰もお客さんはいません。
タクシー乗り場もタクシーが2・3台止まってタクシーの乗務員の方々が和気あいあいと方便でおしゃべりをしています。
1日に数本しかないバスをじっと待つおばあちゃん。
駅構内をホウキとちりとりを持って掃除をする駅員さん。

フラッと旅に来たのであれば、良いところだという印象のままで終るでしょう。

でも、実際にお客のこないお店の生活はどうなのでしょうか?
おじいちゃん・おばあちゃんばかりの町は今後どうなるのでしょうか?

昔から生まれ育った田舎であれば、たまに帰郷して、骨休めには良いところです。

でも、老後に初めて住む町としては、町自体も町の人たちも受け入れ体制ができていないのが実情のようです。

町の美しさと、老後住む環境の良さは決して一緒ではないということを認識した上で考えてみた方が良いと思います。

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