欠陥住宅の実態写真集 じいじ&ばあばホームへ

一見何の問題もないように見える外観ですが・・・

   
プライバシー保護のため画像を加工してあります。

床下をのぞいてみると・・・大変なことになっていました。

  ※写真またはタイトルの部分をクリックすると大きく表示できます。

腐食した基礎の状態
途中崩された土台と崩れた基礎
廃材を積み重ねた基礎
床下にあった元水場のなごりのパイプ
壁がブロックを積み重ねたものだった
腐食残骸の山
腐食して基礎になっていない
浮いている柱
薄い板がはりついていただけの基礎
基礎の役割のない状態
壊されていた土台
壊されていた土台と腐食した基礎の残骸
腐食して落ちている土台
ひどいカビ(かぶれた)

調べてもらった結果、このようになった原因がわかりました。

 ・増築の際に本来あったはずの通風孔をふさいでしまった。
 ・もともとつくられていた基礎、土台が低すぎて、床下に水や湿気がたまった。
 ・基礎、土台は手抜き工事
 ・業者が廃材処理に困り、床下に放置した廃材からシロアリが発生した可能性。

これらを改善するためには、次のような処置が必要とのことでした。

 ・強制換気システムの導入
 ・床下に防湿、防カビ処置を施す
 ・土台、基礎の場合、一部分であれば直すことも難しくはないが、全体に及んでいるため、床下を全てコンクリートで敷き詰めてしまう方法もある
 ・全体的な改築工事
 ・壊して新築する

対処を施すにあたり費用的な問題点

 ・補修には500万円以上はかかると予想される
 ・耐久性や全体のバランスから考えても、新築した方が良いだろう

いろいろ検討した結果

 ・売主との交渉決裂のため、被害額をおさえる方法を検討
 ・建物を壊し、更地にした

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