新築住宅トラブル じいじ&ばあばホームへ

     排水管トラブル1
     排水管トラブル2
     土間トラブル
     天井トラブル
     工事遅延トラブル

排水管トラブル1


新築して数日後、台所で水を流すと流し台から水があふれてきました。
「おかしいな?」と思いながら、台所の水を流すのをやめてみました。
すると、時間が経つにつれて水がなくなっていきました。
そしてまた、台所に水を流しはじめると水があふれだしてきました。

排水管にでも問題があるのではないかと思い、早速スコップを持って排水管のある所の土を掘り返してみました。
すると、こんなことがあってもいいのでしょうか!
排水管が排水溝とつながっていないのです。
ただ排水管を埋めて土をかけているだけの状態だったのです。

これでは水があふれてくるのは当然です。

早速ハウスメーカーにこの問題を伝えました。
ハウスメーカー側も工事のいい加減さに驚き、早急に直してくれました。
すぐに問題がわかって良かったのですが、見えない部分を、手抜きする、そんな現実を目の当たりにして大変驚いたものです。

排水管トラブル2


引越してからまもなく洗濯をすると、水があふれ出してきました。
「大変だ、大変だ!」と家中が騒ぎ出しました。
その水は、みるみる床一面に広がってしまったからです。

しかたなく洗濯をするのをあきらめて、水が引くのを待ちました。
排水管を覗いて見たのですが中が暗くて見えません。
懐中電灯を持ってきて中を覗くと、中に石ころが5、6個入っていました。
すぐに長い棒にガムテープを巻き付けて1個ずつ石ころを取りのぞきました。
どうして排水管に石が入っていたのかはわかりませんでしたが、引越ししてまもなくのことですので工事中に混入した可能性もあります。
このときは、何とか自分達で対処することができましたが、新築ですぐにこういった状況になるようでしたら、排水管に何かがつまっている可能性があるかもしれません。

土間トラブル


家を引き渡してもらってから約3ヶ月後に土間のコンクリートが幅1m50cm、深さ1m位陥没しているのがわかりました。
すぐにハウスメーカーに現場を見てもらい、工事をやり直すことで事で話しが運びました。
それから2、3日後左官屋さんが4、5人来て、「これは大変だ!」と話しているのが聞こえてきました。
「ハウスメーカー社員側は、左官屋側に損害を請求するのではないか?」と不安気に話をしています。
「まず、お客さんにどうしたらいいのか、全部はがしてやりなおした方がいいのか?聞いて見よう。」などと会話しています。
私はそのやりとりを黙って見ておりましたが、しばらくして私に「全部はがしてやり直しするのですか?」とおそるおそる聞いてきました。
私は左官屋さんが少しかわいそうになったので、「この穴を埋めて全体のバランスを取ってくれればいいから」といいました。
左官屋さんは、少し安心した様子で穴を埋めて全体をコンクリートでやり直してくれました。
左官屋さんの話しでは、このハウスメーカーは自分のところの利益だけを考えており、こういった修繕などの責任は左官屋に押しつけてくるそうです。
そして、もうこのメーカーの仕事はしないと話してました。
今回は対応してくれたので良かったのですが、こういったメーカー側と作業者との責任の押し付け合いによって、対応をしてくれずに困っているという購入者も多いのではと実感しました。

天井トラブル


新築6ヶ月頃から天井の板が少しあいてきたように見えました。
「あれ、おかしいな?」と思い、他の箇所も見てみたら何ヶ所か同じようなところがみつかりました。
原因は、天井にしっかりとクギで打ちとめられていなかったからです。
すぐハウスメーカーに電話をしました。
すると、社員が来て時分でかなずちで釘をうち、帰って行きました。
新築だというのに、手抜きばかりで私もがっかりしたものです。
もし天井がはがれ落ち、大けがでもしたらどうなったのでしょうか?
そういった手抜きが大事故を生むということをハウスメーカーは認識しているのか疑問に思いました。

工事遅延トラブル


以前、購入してあった土地に家を建てることにした時のトラブルです。

ハウスメーカーと6月頃契約し、色々と約束事、決め事を書面に記入しました。
いよいよ8月に入ってまもなく工事着工の運びとなり、約75日で完成が売り文句で、遅くても10月末までに出来上がる予定とのことでした。

しかし、10月末になってもハウスメーカーより連絡がありませんでした。
まあ少し工事が遅れているのかな?と思い、そのまま待っておりました。
しかし、12月に入っても何一つ連絡がないので、ハウスメーカーに問い合わせると天候のせいで工事が遅れているとのことでした。
そこで建築現場に見に行ってみると、外側など全然出来ていない状態でした。
納期が遅れているのに、まだ全然できてない状況に唖然としました。
こんなバカなことがあるのかと憤りを感じ、すぐにハウスメーカーと掛け合いました。
ハウスメーカー側はあくまでも天気のせいにしていました。
確かに天気による工事の遅れがあることも契約書の文章にはあります。
そこで、その地域の天気を調べてみたのですが、天気の良い日でも工事がしていないことがわかりました。

契約書には「ハウスメーカー側が約束どおり家を引き渡し出来ない場合は、1日いくら支払うものとする」と明記してあるのを私は確認し、あまりにも約束が違うので、損害請求することにしました。
ハウスメーカー側は私の請求を認め、45日ほどの違約金及び交通費、日当を支払ってくれることになりました。

何の理由もなく工事が遅延させられ迷惑をこうむった場合は、相手側に対して損害を求めることができるのです。
反対に、私の方で問題を発生させた場合は、私の方が相手側に損害を支払うことになることもあります。
もし、契約の納期から遅れている場合は、すぐに状況を確認し、場合によっては適切な処置を求めることを要求することが大切だということを実感したものです。

このページの先頭へ    不動産トラブルメニューへ    ホームへ