気配り じいじ&ばあばホームへ

どんなことがされていれば気配りが行き届いた店舗だと思われますか?
私は、気配りとはとりわけ目だった行為やサービスなどではなく、気づかない部分でさりげなく行われていることだと思います。

例えば、店内は清掃が行き届き、電球が切れそうな場所は事前に交換され、通り道には邪魔になる荷物は置いておらず、必要な場所に使いたいものが備えられ、案内や価格などはわかりやすく表示されている、などのような当然といわれれば当然のことであり、消費者がそういったことを気にせずに、買い物に集中できる環境を提供しているというイメージです。

逆に、こういった気配りが行き届いていないと消費者はどういう印象を受けるでしょうか?

清掃が行き届いていないと不潔な店内、商品まで不衛生ではないのか、と疑ってしまうかもしれません。

電球が切れてしまっていたり、チカチカ今にも切れそうな状態であれば、点検していないことは明らかで、買い物していても気になることもあるでしょう。

通り道に荷物が置きっぱなしだと、買い物もしづらいし、見た目が雑な印象を受けます。

ビニール袋が必要な商品なのに、肝心のビニール袋が補充されていないために、購入するのを断念したり、手が汚れてしまう商品に触れたあとに手拭などが用意されていなければ、買い物の間中不愉快な思いをしているかもしれません。

どこに何の商品があるのかという案内表示自体がわかりづらいものであれば、たった一つの商品を探すために、店内を一周しなくてはならないかもしれません。また、価格が表示されておらずに、一体いくらの商品なのか不安をもたらし、結局は購入するのをあきらめてしまう消費者もいるかもしれません。

本当にちょっとしたことで、消費者は気持ち良く買い物ができると思います。


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