消費者は見ている |
店舗の経営者を始めとして、従業員の方々は、消費者・お客様をどのような気持ちで見つめているのでしょうか? お客様に感謝するという気持ちは果して持っているのでしょうか? 大きな店舗などでは、お客様あっての自分達だという意識よりも、その大きな看板の元で働ける喜びという意識の方が強いのではないでしょうか? 自分達は決してそのようなことを思っていないと言われるかもしれませんが、消費者・お客の立場からすると、そういった態度が多々見うけられるのは事実です。 クレームをつけるお客を嫌がり、服装や年齢で丁寧に対応するかどうかを判断し、万引きするのではないかと目を光らせている、そんな店舗からの視線をお客は感じていないわけではありません。 店舗の立場からすると、万引きされては損害が発生します。そのために事前に防ぐ必要もあります。しかしながら、消費者の中には、店員に店内をずっと品物を整理するようなふりをして、つきまとわれて嫌な印象を受けたり、警備員にかばんや荷物の中をのぞかれたり、にらまれたりなどの行為をうけているという話もよく聞きます。 また、全く同じ人物であってもその日の服装によって、全く異なる対応を受けたという声もよく聞きます。 店舗側では、従業員などに、服装で人を判断するように教育でもしているのでしょうか? 最近見たテレビでは、外国での試みで大金持ちとは一体どんな人なんだろう?ということを調査するために、パーティーを主催し、国中の大金持ちを招待したそうです。 すると、訪れる人のほとんどが、ごくごく普通の服装をしたおじさんだったそうです。 乗っている車も普通の乗用車、している腕時計も普通の腕時計、服装はポロシャツなど・・・ 大金持ちの人はキラキラした服やアクセサリーをつけていると思っていたのでしょうか? 余談ではありますが、人を見かけで判断しようとするのは、消費者やお客にとって大変失礼なことでしょう。 お客や消費者にそういった嫌な思いをさせる視線をなげることよりも、逆にお客や消費者から視線を向けられているということを意識しなくてはならないと思います。 お客や消費者は非常に厳しい目で商品や店舗・従業員を見ています。 ちょっとした心がけがお客や消費者をひきつけることもあるでしょう。 逆にちょっとしたことでお客や消費者が離れて行くこともあるでしょう。 店舗が繁栄するか、従業員が気持ちよく働けるか、お客が気持ち良く買い物できるかを左右するのは、店舗や従業員の一つ一つの気持ち次第だと思います。 |
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