火星人親子の会話 じいじ&ばあばホームへ
子供
かあちゃん、かあちゃん。今ね、地球人が望遠鏡でこっちをのぞいているよ!何でも、何万年ぶりに、火星と地球が近づくんだって!!

かあちゃん
なんだって?!わたしたちの星をのぞいているって、本当かい?私の家の中まで見えるのか、不安だねえ。

子供
何でも、ぼくたちの星は赤く光っているらしいよ。地球人は火星儀とかいうぼくたちの星を小さくしたものまで作って、いろいろと細かいところまで見ているらしいよ。

かあちゃん
えっ!?わたしの家もその火星儀とやらに載っているのかい?

子供
まさか、そんなことないよ〜

かあちゃん
そうだよねえ。いくら地球人が火星を「見えた!見えた!」と騒いでいても、知れているよねえ。
それに比べて火星からは地球は良く見えるんだよねえ。
私達が、地球人になりすまして、地球と火星を行き来していることだって、きっと気付いてないだろうね。

子供
へえ〜。地球人はまだ火星に来たことないの?なんだ〜。でもね、地球人は火星の土地の権利を売っているらしいよ。

かあちゃん
何てことだい!!私達の住んでいる土地を勝手に売っているなんて!!

子供
火星はぼくたちの星だよねえ。何で、地球人がぼくたちの土地を売るんだろう・・・

かあちゃん
そうだねえ、火星は一体誰のものなんだろうねえ。
地球人の気持ちがよくわからないから、まだまだ調べにいかなくてはね。

このページの先頭へ    親子家族メニューへ    童話メニューへ  ホームへ